未来終活
ワクワクする後半生の設計図を描こう
徒然ブログ

読めない私のサラタメさん

人が自分が歳をとったと自覚するのはどんな時でしょうか。

私が一番老化を感じるのは目です。事故で全額部を強打したことで視野狭窄が起こり、さらに数年後には緑内障と診断されて視野が白っぽく霞むようになってからは目の悪い人が色付き眼鏡をかける理由がよくわかりました。確かにサングラスをかけると周りが見やすいのです。パソコンにも常時老眼鏡が必要となり、長時間の使用は確実に視力を落とすので要注意となりました。

さらに残念なのは本を読むことが辛くなってきたことです。かつて読書は私の最も楽しみとすることでした。「幸せの中には次に読みたい本のある幸せってあるよね」と読書仲間と熱く語り合っていた私がもはや次に読みたい本がないどころか、読むべき本にもなかなか手が出ません。

その替わりにいいものを見つけました。YouTubeで朗読の番組がNHKのラジオ文芸館はじめいくつもあるのです。夜ベッドに入ってYouTubeの朗読を聴いているとたいてい最後まで聞かないうちに安らかな眠りに入れます。上手な朗読の声は大いなる安らぎです。

それともうひとつ、リーダースダイジェストのYouTube版です。サラタメさんという30歳の匿名サラリーマンYouTuberが今話題の本を丁寧に読みこんでまずは結論から延べ、その後自分なりの解釈まで入れてたいていは15分以内でしっかり解説してくれます。何百ページの本を読まないで内容を把握できるのはどれほど助かることか。彼の幅広い見識と感想もとても参考になりいつも感謝に堪えません。本好きなのに目が悪くて本を諦めていたすべての人を代表して彼にお礼を申し上げるとともに、お忙しい皆さまにもお薦めします。

興味のある方はYouTube「サラタメさん」で検索してみてください。