未来終活
ワクワクする後半生の設計図を描こう
あなたは間違っている?

思いがけない遺産が入るとしたら?

終活に関してよく誤解されている事例をあげていく題して「あなたは間違っている!」シリーズその3

遺産は財産だけじゃない

モシバナです。あなたの亡くなった父親にたったひとりのお兄さんがいて、ほとんど会った記憶はなかったけれど、奥さんも子供もいないその伯父さんが亡くなったので、その遺産が自分に入ることになりました。

「ヤッター♪」と喜ぶのはまだ早い!なぜって伯父さんには2,000万円の預貯金があったけれど、そのほかに3,000万円の借金もあったとしたら・・

「2,000万円の現金だけ貰えばいいんでしょう?」いやいやそうは問屋が卸しません。 3,000万円の負債も漏れなくついてくるのです。「え~!! それじゃ差し引き1,000万円も損するじゃない!どうしたらいいの?」

そういう場合は迷わず相続権を放棄してください。現金ももらえませんが、負債もついてきません。このように相続とは預貯金や株券、不動産などのプラスの財産だけではなく、負債や連帯保証人の引き受けなどマイナスのリスクもついてくるということを忘れないでください。親や兄弟の場合でも同様です。

それにしてもどこかにプラスの財産だけ遺してくれる伯父さんはいないかしら??