未来終活
ワクワクする後半生の設計図を描こう
あなたは間違っている?

長生き出来れば幸せですか?

終活に関してよく誤解されている事例をあげていく。題して「あなたは間違っている!」シリーズその7

終わりを思い描くことから始める

フランクリン・コビー博士の七つの習慣のうち、博士自らが最も大切だと言ったのは第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」だそうです。

これは自分の葬儀に集まった人々が自分をどんな人間として想い出を語るか、それを思い描いて「こう言って欲しい!」と願う姿に近づいていけるように生きていくということだそうです。

ゴールから逆算する。それがあなたの悔いのない人生設計ができる唯一の方法です。私が未来終活を提唱するのは、人生の終盤になってから慌てて終活するよりも、もっと早く、人生の後半生を意識し始めた時点から未来設計をしていけば、自分の理想とするゴールに到達する可能性が格段に高まるからなのです。

人生の最期にああ、よかった!楽しい人生だった!これで満足して逝ける!みんな、ありがとう、ありがとう!と言えることは、おそらくこの世で手に入れられる究極にして最大の幸せだと思います。

人生の幸せとは長さだけで測るものではなく、歳月×質で総量が決まるものではないでしょうか?終活は「よく死ぬためではなく、よりよく生きるために」必要なのです。一日目にお話した“メメントモリ”の言葉をもう一度噛みしめて頂ければ幸いです。