未来終活
ワクワクする後半生の設計図を描こう
未来終活エッセイ

アフターコロナの心配

コロナ禍の中、皆様如何お過ごしでしょうか。緊急事態宣言の解除後も、まだまだ予断を許しません。

家人が買い出しに行ったスーパーでマスクをしていなかったお年寄りが「マスクをしてくださいよ!」と自粛警察のご婦人から注意されていたそうです。

おばあさんは謝りながら「わかっているんですけどね…マスクは息苦しいんですよ」と言い「一人暮らしで新しいマスクが手に入らないので同じものを使い続けているんですよ。コロナになったらなったでお終いでいいんです。ただ人様にうつしてはいけませんよね」とひとりごちていたそうです。

以前の5倍の価格で出廻ってきたマスクをネットで買えるのは、PCかスマホが出来る人だけ。情報弱者はこんなところにも現れます。そんな方にこそ、先週ようやく我が家にも届いた小ぶりのアベノマスクは役に立つことでしょう。

「アフターコロナ」という言葉が出てきました。コロナ疲れ、コロナ鬱、コロナDV、コロナ離婚などコロナ禍後の様々な社会問題が予測される中、私が高齢者に関して一番危惧しているのは、数か月に及ぶStay Homeという名の引きこもりを強いられた結果、生活不活発病に陥り、著しく身体機能が衰え体力が落ちていくこと、他人とのコミュニケーションを制限されて社会から隔絶された結果、大量の認知症患者が出ることです。