「心配事の92%は実際には起こらない」
アメリカの自己啓発のパイオニアと呼ばれる、アール・ナイチンゲールは下記のように分析します。
・ 実際に起こり得ないことへの心配 40%
・ 過去にすでに起こったこと 30%
・ 不必要な健康に関する心配 12%
・ 細々とした不必要な心配事 10%
つまりほとんどが杞憂に終わり、実際に起こりえるのはたった8%の心配事のみというわけです。しかしこの中には絶対に無視できない天災による被害が含まれることを忘れてはなりません。今朝のテレビニュースに映った熊本豪雨による球磨川の氾濫とそれがもたらした水害の映像に驚かれた方も多いと思います。
想定外の、いまだかつてない、これまでに経験したことのない、予想をはるかに超えた、百年に一度の‥など大災害が起こるたびに耳にするこれらの形容詞は、裏を返せばどの地域にも実際に起こり得る心配事だということです。災害に対する万全の備えをすることだけは心配事に値すると思います。