「コロナ時代の新しい日常」って何だろう?と考え続けていました。
アフターコロナで怖いのは、社会の在り方が大いに変わってしまうのではという不安です。
特に人と人との関係。常にマスクをして顔の表情を隠し、濃厚接触を避ける為に2メートル以内に近づかない。握手やハグなどもってのほか。会食なども避けるとなると、感染の恐れのないオンラインお茶会やオンライン飲み会だけがコロナ時代のコミュニケーション手段?
オンライン飲み会の体験者の話では、閉店時間を気にせず夜明けまで楽しめるというメリットがある一方、リアル飲み会のように2対3とか3対3のようなグループ化ができず、マイクを通すために喋る人が常に一人なので話が弾まずあまり面白くないという意見もありました。
しかし何よりの難点はこれは気心の知れた者同士が内輪で開催出来ることであり、見知らぬ同士が出逢える場ではないということです。圧倒的に新しい出会いが減ることでしょう。
果たして以前のような日常を取り戻せるのか?閉鎖的なコミュニティに社会が分断されはすまいか?ウィルスへの恐怖が人と接することへの恐れとなり、他人との交流を躊躇し、新しい出会いの機会をも逸してしまう、それがコロナ後遺症のひとつとなることを懸念しています。