生前整理セミナーで学んだダイジェストをお送りします。
お片づけ実績千数百件の講師の先生が示された三つのキーワードは「三択」「80%」「予防医療」です。
人生は常に選択の連続ですが、例えばお寿司やうな重を頼むとき「松竹梅」など三択が多いことにお気づきでしょうか。人は三つの中から選ぶのは得意なようです。だからモノを整理する時もどれを捨てるかを考えるより「三択」で残すものを「選ぶ」と良いそうです。
次に高齢者が怪我で救急車を呼ぶときの「80%」が転倒によるものだそうです。そのうちの56%が自宅内での転倒。しかも居室寝室内での事故が圧倒的に多いそうです。
ゴチャついた部屋の中が、もしすっきりと片付いていたらそんな事故は起こらなかったかも知れない。要介護・要支援になるきっかけとしても女性では転倒が二位で15%を超えています。
よって生前整理は後始末の為ではなく、生きているうちの安全を保つために必須だということ。これをもって「予防医療」というわけです。
いかがでしたでしょうか?さて、千里の道も一歩から。まずは目の前のペン立てや針箱の整理から始めてみませんか?